| ・・・・・・・・・・日蓮聖人語録・・・・・・・・・・ | |
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解説 田中豊隆 弘安二年(一二七九)八月十七日、篤信の士、曽谷道宗へ、聖霊仏事ご供養のために、焼米二俵の布施を受けられたことへのお返事の中の一節であります。 ご供養により一ケ年の間、身延の山中で百余人の人を養い昼夜に法華経を読ませ、講義をし、多くの子弟を供養することができた。釈尊は孝行の人であるから世尊と申し上げるのである。してみると亡き聖霊に供養する人は、大孝の人である。と供養する人の尊さ、大切さを大聖人さまは説いておられます。 孝は一般には、父母によく仕えること、親思い、孝行、孝養、などを意味する言葉です。これは中国の思想に見られるものですが、人として行なうべき道ということからすれば、これは、あらゆる宗教に通ずる根本的なもので尊重し、実践されるものであります。 大聖人さまは、法華経は「内典の孝経」と申されております。それは、儒教・外道のいずれも、孝の教えを説くが父母を扶ける道はなく、仏教も法華経已前の大・小乗の経宗は成仏の文ばかりあって、その義がない、したがって父母はおろか、自身の成仏すら叶わない。法華経は竜女の成仏、提婆の成仏を説いて、悲母、慈父の成仏が保証され父母を扶けることができるからであります。 法華経の信仰によって、真の孝養ができるのであります。
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