日付 H03_02_23 教区 関東教区 通信員 土屋善頌
トピックス 火伏せの大黒
にぎあう
場所 永福・理性寺
 去る二月二十三日午後二時から東京杉並の理性寺(牧野琢成住職)では恒例の大黒天甲子祭がとりおこなわれた。

  この大黒天は「火伏せの大黒」と呼ばれ、寛政六年(一七九四)幕府寄合医師木村検校が奉納したいわれのある大黒天である。

  「経」の字を型取ったという大黒天像は、弘長元年(一二六一)宗祖日蓮大聖人が伊豆へ流される直前に彫られたといわれるもので背面に「弘長元年三月五日之作日蓮」の銘がある。

  「火伏せの大黒」の由来は、昔四谷大木戸にあった理性寺の近くで大火事があったとき大団扇をもって大黒天が顕われ、堂塔を火災から守られたとの伝説のあるところから、誰言うとなく「火伏せ」の異名がつけられ今もお参りが絶えない。

  当日は寒さきびしい中、多ぜいの善男善女でにぎわった。