十一月十二日(日)、大阪府大阪市の夕願寺(門谷光瑞住職)で、開創二百六十五年記念本堂落慶法要(お会式併修)が盛大にとりおこなわれた。
以前の本堂は、昭和二十年の大空襲によって焼失した本堂を、昭和三十二年に先代の住職が再建されたものであった。先代の住職は「これは仮の本堂である」といって新本堂を長い間期待されていた。
平成十六年に築五十年をむかえ、阪神大震災による傾き、雨漏りなど老朽化が著しく、現住職は本堂建て替えを発願した。開創二百六十五年の記念事業として檀信徒、有縁寺院などの尊い寄進浄財によって昨年七月に完成し、すばらしい本堂によみがえった。
午後二時、総本山本成寺貫首椿澤日壽猊下を大導師にお迎えし、各別院山主、教区寺院、有縁寺院の列席のもと、厳粛かつ盛大に落慶法要が挙行された。
法要では、本堂に入りきれず野外に設営した五十席も満席で、立ち見もでるほどの参詣者が集まり熱気であふれていた。
法要後、関係各位への賞状授与につづき、管長猊下、佐古総務部長、京都・本禅寺福井山主、黒瀬・本法寺高橋山主による祝辞をいただいた。その後再建委員への感謝状授与、住職、総代の謝辞とつづいた。
住職は謝辞で、目に涙をためて言葉にならないなか、「念願が叶い、ほんまうれしい」と述べ、堂内一同の感激をさそっていた。
記念撮影の後、場所を「太閤園」に移し祝宴がおこ なわれた。
管長・住職・総代で鏡開きがおこなわれ、いつまでも歓びの声がつづいていた。 |