日付 H07_12_24 教区 北陸教区 通信員 金子光昭
トピックス 歌碑建立 場所 別院・本法寺
 このほど、歌人吉井勇の歌碑が、富山県婦負郡八尾町の別院本法寺(本宮日顕山主)境内に建立され、平成七年十二月二十四日(日)、午後一時から除幕式が行なわれた。

  吉井は、明治十九年東京に生まれ、詩歌雑誌「明星」などに短歌を発表し、耽美派歌人として小説や戯曲も著した。戦時中八尾町に疎開し、本法寺をはじめ八尾町にちなんだ作品を数多く残した。昭和三十五年没。

  歌碑は、台座を合わせて高さ百三十センチ。常願寺川で採れた自然石が用いられている。

  富山市在住の歌人山口静氏の発願で建てられたもので、碑にはご山主の筆による"古寺に大曼陀羅を見にゆきしおもひでひとつ残し秋来ぬ"という吉井の句が刻まれ、法華経絵曼陀羅が収められている宝物殿の前に据えられた。

  今年、八尾町で国民文化祭の短歌大会が開かれることから、山口さんは「吉井さんの歌を愛する人が集う場所になれば」と話している。(北日本新聞より転載)○