日付 H03_07_23 教区 北陸教区 通信員 金子光昭
トピックス 布瀬法界塔
川施餓鬼法要
場所 布瀬川脇
 富山市三ヶ寺において、毎年七月二十三日「川施餓鬼法要」が行われている。

  この布瀬川脇に、法界塔が建立されたのは、嘉水六年(一八五二)といわれ、以来、百数十年の間、風水害、遭難物故者の諸霊、戦災横死の諸霊、並びに有縁無縁の諸霊の追善供養を営んでいる。

  午後三時今年の当番寺院富山本壽寺住職鈴木正厳師の導師の下、法要が始まった。夏の日差しも強く気温も三十数度と暑い中、水塔婆一本一本に水向され、お題目の響く中、万寿橋の上より各自供養された塔婆を手に、ご先祖に感謝しながら川に流し、行く末を見守っていた。

  この法要を聞き、近所の人達も集まっておられ、そのうちのお孫さんを連れた一人の老女は、「わたしたちの子供のころは、それこそ川に橋を掛けていっぱいの供物が上がり、沢山の参詣者でにぎわい、これが楽しみでお参りに来たものだ。」と、懐かしそうに語ってくれた。