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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より解説者の役職・所属寺院名などは掲載当時のもの

あらうれしあらうれし 南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経と唱えさせ給

出展:富木尼御前御書(昭定一一四九)

 時代の移りかわりや、社会、環境の変化を超えて、「本門寿量品の肝心南無妙法蓮華経」は、常に、多くの人々を救い導 き、私たちの大切な心のよりどころとなってきました。鎌倉時代に大聖人が南無妙法蓮華経を始唱(立教開宗)されてから、じつに七百五十年余の歴史が経過し ています。
 本仏釈尊と私たちには、遙か遠い過去世からの甚深の因縁があります。釈尊は、私たちの想像を超えた久遠の昔(五百塵点劫)から、大慈悲をもって全ての生 命を救い導かんと働きかけて下さっています(如来寿量品)。しかし、私たちはその中途において、釈尊の化導にそむき、法華経の仏種を喪失して、永く迷いの 道に流浪し現在に至っているのです。
 私たちは今生において南無妙法蓮華経と出会うことができました。南無妙法蓮華経は、釈尊が至上の教え(本門法華経)を擣?和合(つきふるい混ぜ合わせること)された、末法救済の大良薬であります。
 私たちは今、人間として生まれてくることのできた奇跡と、真実の仏法「本門寿量品の肝心南無妙法蓮華経」に出会えた感動を胸に刻み、心の底から、ありがたくお題目を頂戴(受持)させていただくのであります。
 「受けがたき人身をうけ、値ひがたき仏法にあひて争か虚して候べきぞ。同じく信を取るならば、又大小権実のある中に、諸仏出世の本意、衆生成仏の直道の一乗をこそ信ずべけれ」-大聖人-

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