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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より解説者の役職・所属寺院名などは掲載当時のもの

常の所行は題目を南無妙法蓮華経と唱べし

解説:布施義高

常の所行は題目を南無妙法蓮華経と唱べし

 末法という「今」の時代にあって、「救い」の道は、「本門寿量品の肝心南無妙法蓮華経」のお題目をありがたく頂戴する「信心」(唱題)に生きること以外にあり得ません。

 お題目は、私達を救わんがために本仏釈尊が留め置かれた、本仏のお悟り、魂魄を内に含んだ至極の教であり、本仏の親心(大慈悲)そのものであります。

 私達は、このお題目への「信心」を持ち続けることによって、おのずから、本仏の大慈悲の光りに浴し、時空を超え、法華経説法の座に列なって、本仏と面奉する、無上の法悦を信得させていただくのであります。

この「信心」に生きる姿こそ、本仏の眼に映じた、私達が本来のあるべき心(本心)に目覚めた姿であります。

 ここにおいて、大聖人は、私達が全身全霊を傾けてお題目を頂戴する(身・口・意の三業受持)ことの大切さ、また、生涯に渡って強く盛んな信心を貫き通すことの重要性を教えられています。

「法華経を余人の読み侯は、口ばかり言ばかりは読めども心は読まず。心は読めども身によまず。色心二法共にあそばされたるこそ貴く候へ」

 私達は、日常を本仏の救いの光に照らされた、「真の幸福」に充ち満ちたものにするためにも、揺るぎない信仰の確立に心を砕かなければなりません。

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